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review

ゴジと呼ばれた男
長谷川和彦の凄み
新文芸坐


長谷川和彦・追悼
映画に革命をもたらした男の伝説を振り返る

たった2本の映画で生きる伝説だった男は、たった2本の映画で伝説になった――。

映画監督・長谷川和彦が1月31日、多臓器不全で死去した。
80歳だった。

それはまさに映画界への革命だった。

1976年、映画「青春の殺人者」で長谷川和彦はキネマ旬報ベストワンを獲得するなど、颯爽と監督デビューを果たした。

次の作品は、どうやら原爆を扱っていて、沢田研二が主演らしい。

そんなニュースが事件のように伝えられた。

1979年に公開された「太陽を盗んだ男」は一部の熱狂的な指示をもって迎えられ、後年、キネマ旬報の1970年代ベストワンとなった。

そして、3作目として構想されていたのは「連合赤軍」。

長谷川による映画界への革命はなお続くはずだった――。

新文芸坐では3月26日(木)より「ゴジと呼ばれた男 長谷川和彦の凄み」と題した特集上映が行われる。

監督作の「青春の殺人者」「太陽を盗んだ男」はもちろん、長谷川が脚本を手掛けた「青春の蹉跌」「宵待草」(監督は共に神代辰巳)も上映される。

長谷川和彦の名前が唯一記された日本で(世界で)唯一の書物「長谷川和彦 革命的映画術」も劇場にて販売される。

「青春の殺人者」公開から50年。

長谷川和彦、その人生と映画術にもう一度、向き合ってみようではないか。


「ゴジと呼ばれた男 長谷川和彦の凄み」

(上映作品)
「青春の殺人者」
「太陽を盗んだ男」
「青春の蹉跌」
「宵待草」
「「青春の殺人者」という事件の現場」

(トークショー)
4月4日(土)室井滋、樋口尚文(映画監督・映画評論家)
4月7日(火)樋口尚文
3月26日(木)~4月7日(火)
新文芸坐


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「長谷川和彦 革命的映画術」
定価:1,650円(税込)
発行:A PEOPLE


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